2009 年 6 月 24 日, 10:43 PM
風と共に去りぬ読み終えた!
最後の巻で、レット・バトラーとスカーレットは結婚した。
レットがプロポーズしたのだ。
その日スカーレットは当時旦那だったフランク・ケネディがKKKの取締騒動で殺されてしまい、その喪が明ける前だった。
さすがのスカーレットも、生前のフランクへの接し方に後悔したが、どちらにせよそれは問題じゃなかった。
レットに対してもプロポーズされたときは同じような印象だったと思うが結婚した。
結婚後、ボニーという可愛い娘がレットとの間に生まれたが、(形式的には)ずっとスカーレットが思いを寄せていたアシュレとの逢引が噂になり、レットもそれを知りスカーレットとの接し方に一線を引くようになる。
レットはスカーレットを愛する代わりに、ボニーをとことんかわいがるようになるが、馬での無茶な跳躍で命を落とす。
ボニーの死後、メラニーも死に、スカーレットは初めてメラニーの存在がどれほど自分にとって大切だったかを知った。
一方、ボニーの死後のレットは完全に他人になっていた。
多くを失ったスカーレットはレットの愛、アシュレの幻想を理解するがもう遅い。
レットもついにスカーレットの前から姿を消し、スカーレットは望みを失いそうになるが、『レットの事は明日考えよう。明日は明日の日が照るのだ・・・』と最後の思って物語が終了した。
実際にスカーレットみたいな人が知り合いにいて、その人は美人だけどすごく貪欲でした。
正直、何を考えているのかわからない場合が多かったのですが、特に若いころはレットなみの読心術を持っているわけでもないのでそこまで考えが及ばないでしょう。
途中のスカーレットは普通に酷い女だと思いましたが、話の終わりの時点でまだ28ですから、今後に期待が持てるでしょう。
2009 年 6 月 18 日, 11:55 PM
スカーレットはスエレンと結婚するはずだったフランク・ケネディと結婚するが、全くフランクの財力だけを当てにして結婚した。
スカーレットはまだアシュレの事が大好き。
でも割り切っていて清々しますよね。自分は嫌ですけど。
アシュレとフランクが夜な夜な参加していたのはキュー・クラックス・クランという会で、これは昔何かの本で言っていたKKKだと思った。
その本にはクー・クラックス・クランと書いてあって、目隠し三角目出し帽をかぶっていて世の悪の裏で暗躍するみたいな組織かと思っていた。
この本で見ると、南北戦争で敗北した南軍に北軍の制裁とも言える処置(奴隷黒人の解放や黒人の選挙権の付与など)に表立って抗議出来ないために出来た組織だと書かれている。
黒人の解放と選挙権とだけ聞くと、「そんなの当たり前の権利だ」と思っていたが、この状況に限って言えば、北軍の大義だけのためにそれが行われただけで、解放された奴隷の中でも高位の黒人は誇りがあり、解放で喜んだのはならず者ばかりだったらしい。
格の高い家系の家族の黒人は誰でもなれるものではなく、それなりのスキルが必要だから。選挙権に関しても、北軍の勢力を得るために行われたとのこと。
この本を見ると、北軍はむちゃくちゃ悪の権化みたいに書かれているが、どちらに属しているかで正義が全く変わるのだとわかる。
廃人になってから影が薄いジェラルド・オハラだが、この巻でついに亡くなってしまう。
それでも「後で考えればいいことは後で考えよう」というスカーレットの鈍感ぶりはそれも乗り越えた。
ちなみに、「ヤンキー」という言葉は、南軍からみた北軍の人を指すらしい。
今でも存在しているアメリカの「共和党」はこのとき北軍、「民主党」はこのとき南軍だった。
エイブラハム・リンカーンは共和党出身の初の大統領である。
オバマ大統領は民主党であるが黒人である。
リンカーンの有名な言葉である「人民の、人民による、人民のための政治」は当時南軍の人々はどう思って聞いていたのだろうか。
2009 年 6 月 8 日, 10:22 PM
やっとのことで故郷タラにたどりついたスカーレットとアトランタから戻った一向だが、
母エレンは死に、そのせいで父ジェラルドも廃人となってしまった。
戦前のように何もせずにいれば食物も手に入らない状況の中、スカーレットはいくつもの課題を解決していくが、北軍の統制によって課せられた農園の土地の税金300ドルを払う手段がどうしても見つからない所に、たんまり儲けたといわれるレットバトラーが北軍の刑務所に入れられていることを知った。
以前、レットに「情婦になれ」ということを問われて激怒した過去があったが、それを利用してレットの財産を狙おうとするがレットに策を見破られて断念する。
そこにいずれスカーレットの妹スエレンと結構することになるであろうフランク・ケネディと偶然会う。フランクの商売が順調なのを知ると、スカーレットはフランクの財産狙いに彼と結婚することを画策した。
現代で言えばスカーレットばかりひどい目に逢っているが、その分成長していると言えるが、当時の社会では女性がそのように効率よくことをこなすという事が認められない。(逆に非難される)時代であった。
ここでこのような描写が当時どのように受け入れられたのか?