PS3が壊れたので自分で修理してみた
お盆に入って、ひと段落したのでちょっと北斗無双でもやるかなと思い、
PS3の電源をつけてみたら
「ピピピッ」と音がして、ランプが赤⇒緑⇒黄色⇒赤点滅になってしまい起動しなくなってしまった。
ウチではDVDもPS3で見ていて、これはとにかく直せるなら直そう、と思って以下
PlayStation.com(Japan)|サポート|Sony Computer Entertainment Japan オンライン修理受付サービス
https://www.jp.playstation.com/support/onlinerps/index.html
から修理センターに送って、修理してもらうことにした。
数日後連絡があり、「基盤が壊れているので、基盤交換が必要です。その際、ハードディスクの内容は初期化されます。料金は12,600円です。」
と言われたのだが、今までのゲームデータとか(特に龍が如くなんて、前作のデータがあると引き継ぐものがある)も消されちゃうのはいやだなぁ。
しかも、新品で最新のPS3買っても3万弱だしなぁ・・・と思って、修理せずそのまま送り返してもらった。
自力で修理してみて、それでダメなら新しいPS3を買えばよい、と。修理も経験値になるので。
型番はCHCHH00(40GB)と言うやつで、前述のランプの色からYLOD(Yellow Light Of Death)と呼ばれているらしい。
以下のサイト等を参考にしてやってみました。
PS3故障についてのまとめwiki
PLAYSTATION 3 YLOD(Yellow Light of Death) – ジグソー
YouTube - ps3 ylod fix part1 gilksy
せっかくだから、分解時の動画を撮っておこうと思ってWebカメラまだ購入しておいたのだが、成功するとは思ってなかったので撮らなかったですw。
次回壊れた際に撮ろうと思います。
まずは工具を準備します。
ドライバー等、すでに持っているものもありましたが、100円ショップ物だったのでいい機会と思ってちゃんとしたのをそろえてみました。
以下はAmazonですぐ用意できました。
・ANEX T型ラチェット付ドライバー 8本組 No.5700
・SANWA SUPPLY シリコングリス TK-P3S
・BOLL スポイト S-10
・VESSEL トルクスドライバーセット No.TX-10
・RELIEF 1500Wヒートガン RHG-1500
これらは、Amazonプライム対象だったので、送料無料で送ってもらいました。
トルクスドライバーは、最初のカバーを開けるときに一度しか使わなかったので、やっぱりこれは100円ショップのやつでいいのかもw
T10の大きさで、先端が長めのやつがいいです。上記で購入したやつはギリギリでした。
ヒートガンというのは、要するに熱い風を送り込む機械で、300度~500度くらいの熱が出ます。
スポイトはフラックスを使用する場合に使うかな、と思ったのですが、購入したフラックスをスポイトで直接吸えるタイプじゃなかったので
使いませんでした。ラー油の入れ物にでも使いたいと思います。
その他、以下商品はホームセンターで用意しました。
・パーツクリーナー(機械部品の油汚れなどを落とす系のやつ)
・キッチンペーパー
・すごい小さい(小指くらいの大きさの)刷毛
パーツクリーナーは噴射式のやつが安いのですが、結構すぐなくなってしまうので何本かあるといいと思います。
キッチンペーパーは、パーツクリーナーとグリスをふき取れれば良いのでなんでもいいですが、パーツクリーナー後に乾かす台紙などにも使えるので厚めのキッチンペーパー?で正解でした。
刷毛は、今回結局フラックスを使ってやるのは失敗したのですが、フラックスをCPUと基盤の間に流し込む作業ではたぶん必要になるとお思いましたので購入しておきました。
あとは、フラックスですが、フラックスって何者かわからないですが、割れた半田の間にしみこませてハンダを安定させるもののようです。
これも色々種類があるようなのですが、とにかく「鉛フリー対応」と言うやつが欲しかった。(上記まとめwikiによれば)
でも、「鉛フリー」と言うキーワードで探してもなかったので、とりあえずホームセンターでは「太陽電気産業」と言うところの電気用フラックスを買ってみました。
これで道具はそろったので、いざ実行します。
YouTube - gilksy1 さんのチャンネル
の動画をじっくり一度見てからやりました。
まずは、PS3の上カバーをはずす部分にシールが貼ってあります。これをはがすとメーカー修理は受けられなくなりますので、
ここで覚悟を決める必要があります。(ないか)
シールを剥がし、ゴムのカバーを取去ると、奥にトルクスドライバーのねじがありますので、トルクスドライバーのT01で取り外します。
そして、カバーをずらしてどんどん(動画を参考にして)ネジをはずして行きます。
ネジはM⇒とかS⇒とか書いてあり、MとかSとかはサイズのようなので、わかりやすいですが、どこにどのネジが使われているかは
念のため面倒でもチェックしつつ作業したほうがよさそうです。(結局自分もなぜかネジが2本余った)
バラバラにしたら、まず放熱板と、基盤側のCELL、RSXと言うとこについているグリスをパーツクリーナーを使ってきれいに拭き取ります。
拭き取ったあとは、ヒートガンで加熱するのですが、まず一度目は、電気用フラックスをCELL、RSXと基盤の間のスキマに流し込もうと試してみました。
やはりこれは刷毛みたいなのがないと難しい。一度目はビンから直接流して見ましたが、基盤がむちゃくちゃ汚れてしまいました。
とりあえずは流し込めたとは思うので、これでヒートガンで加熱します。
動画のgilksy1さんの方法を真似て、基盤のCELL, RSX、あとその下に2つづつ配置されているNECのチップの位置を確認します。
そしてまずは基盤を裏返して、CELLの下のNECのチップ、RSXの下のNECのチップ、CELL、RSXの順番に熱風を当てていきます。
加熱っても初めてでしかも基盤から反応があるわけでもなし、どのくらいやればよいのか全然見当つかなかったもんですが、
とりあえず温度を350度にして各場所を20秒ぐらいグルグルまわしながらやってみました。
加熱したら、15分ほど放置して冷まし、今度は表側から同様に加熱させていきます。過熱後はまた15分ほど放熱。
終わったら、CELL, RSXにシリコングリスを塗ります。
ここであったほうが良かったのは、グリスを塗るヘラがあったらいいなと思いましたが、なかったので、プラスチックの適度な硬さがある、LANケーブルかなんかの空き箱を切り取って塗り塗りしました。
ここは左官屋のように薄く長くきれいに・・・と言う気持ちになりますのでそのように。まあムラが出なければ良いのでしょう。
これが終わったらばらしたのと逆の順序で組み立てていきます。
組み立てて、いざ電源を入れてみたら・・・。
変わらなかった。
何が悪かったんだろうか。やはりフラックスかなぁ。とりあえず「鉛フリーハンダ対応フラックス」を手に入れておくかな、と思い、楽天で見つけた以下のを購入しておきました。(送料がもったいないなぁ・・・)
HOZAN 鉛フリーハンダ用 フラックス
が、しかし届くのがめちゃめちゃ時間掛かりそうだったので、再度分解、グリス拭き取りして、先回のフラックスも全部きれいにパーツクリーナーで掃除し、フラックスなしで試してみました。
今度は、ヒートガンの温度を400度くらいにし、ちょっと長めの時間加熱してみました。
そして組み立てて電源を入れてみると・・・・。
起動した!
ゲームデータ等も以前のそのまま使えるようだ。早速USBメモリに全部コピーしてDVDを見たりしています。
現在1週間ほど経っていますが、無事起動出来ているようです。
しかし、結局最後に購入したフラックスは現在未だ届いていません(笑)